皆さま、こんにちは。
このたび私共の生活圏である北大阪エリアで大きな地震が発生しました。
皆さまのお家は大丈夫でしたでしょうか。
病院内は多少の被害はありましたが、地震発生当日も朝から診療を開始し、来院される患者様の対応をさせて頂きました。その中で感じたことをお話します。
地震が起きたことでヒト同様に動物たちも恐怖や不安を感じて食欲が落ちたり、震えて動かなくなってしまう変化が起きていました。
中でも猫ちゃん達は部屋中を走り回ったり、隅っこに隠れるという行動をとる子が多かったようです。
その影響で当日の診療では爪を負傷して出血した猫ちゃんの来院が多く認められました。幸い、どの子も軽症で済んでいたので安心しました。
しかし患者様の話によると家を飛び出して骨折してしまった猫ちゃんもいたようです。
突然起こりうる災害に備えて普段から爪を切っておくことが大事だと改めて思いました。病院では爪切りのみの来院も大歓迎ですので、お家で切れない猫ちゃんは連れて来てあげて下さい。
それから爪切り以外にも避難時の備えは大切です。
数日分のフード、水、トイレ、キャリー、そして日頃お薬を飲んでいる子はお薬もお忘れなく…
まだ余震に警戒が必要な期間なので、皆さまくれぐれもご注意下さい。