慢性腎臓病

病態

さまざまな腎疾患が原因となり、両側あるいは片側の腎臓の機能的・構造的な異常が3か月以上継続している状態です。

症状

病気の重症度によって異なりますが、早期では症状がみられず進行するにしたがって多飲多尿、体重減少、食欲不振がみられ、尿毒症に陥ります。最終的には尿が出なくなってしまい、痙攣などが見られることもあります。

検査・治療

一般的な血液検査では腎臓の機能がおよそ75%以上障害されてからでないと異常値を示さないことから、早期発見には、特殊な血液検査・尿検査や画像検査などを組み合わせて正確な診断を出します。
慢性腎不全の場合、腎臓組織を回復させることは難しく、残っている正常な腎臓組織の負担をできるだけ取り除いてやることが治療の目的となります。腎臓病療法食給餌や投薬、輸液治療を主に行っていきます。

池堂獣医師からのアドバイス

吐く回数が増えている、ご飯の食べが悪い、水の減りが早い、おしっこの量が多く色が薄い、などの症状は腎臓病のサインかも・・・。うちのチャチャも慢性腎臓病で約5年間にわたって治療を続けています。長い戦いですが、きちっと治療してあげれば普段と変わりない生活をともにできています。当院の猫シロジ25歳、ミケミ26歳も頑張りました。

腎腫大

皮下点滴