診察の中で「最近ご飯の食べが悪いんです」とご相談を受けることが増えています。
具合が悪くて食べないのか、ご飯に飽きてきて食べないのかは診察をしないとわかりませんが、いずれにせよ食べてもらうことはとても大事なことなので、何とか自分から食べてくれるような工夫の仕方をお伝えしたいと思います。
⚫️食餌内容の工夫
⭐︎キャットフードを温める
猫は冷たい食事を嫌う傾向があるため、電子レンジなどを利用して温めてから与えてみましょう。
ウェットフードだけではなく、ドライフードも電子レンジで温めてみると良い匂いがして嗜好性が高まる可能性があります。
⭐︎食事の種類を変えてみる
猫が今まで食べたことのない別のものを与えると、気分が変わり急に食べ始めることがあります。
⭐︎トッピングをする
甲状腺機能亢進症や食物アレルギーの食事療法中など特別な栄養制限がなければ、嗜好性を高めるために香りの良いものをトッピングしてみてください。
⚫️与え方の工夫
⭐︎食器を工夫する


猫はヒゲがお皿に当たることを気にしてしまうので、口が広いお皿を利用しましょう。
また高齢の猫は関節炎の痛みから食器の位置が低いと食べることを嫌うことがあるので、少し高い所に食器を乗せたりして高さを調整してみましょう。
⭐︎盛りつけ方を工夫する


口が広いお皿に小さな山を作るように盛り付けると食べやすくなります。
⭐︎飼い主が手で与える
お皿から食べなくても手で少しずつ与えることでたべてくれることがあります。
愛情を持って与えてみましょう。
⚫️その他
⭐︎運動させる
猫は本来、狩りをしながら食事をする動物です。
遊んであげて運動させることで食欲が出てくることがあります。
⭐︎食べ残しは片付ける
食べない食事をずっと置きっぱなしにするのはやめましょう。
ある程度の時間が経過したら片付けましょう。

