10月の中頃、ある1匹の猫ちゃんが『後ろ足が痛そう』という主訴で来院されました。

その子はノルウェージャン・フォレスト・キャットという種類の大型の猫ちゃん。
普段は元気に走り回ったりキャットタワーに飛び乗ったりしていると言うのに、数日前からあまり動こうとせず元気や食欲も落ちているということでした。
 
初めは肉球の外傷の影響を疑い様子を見ていましたが、数日経っても症状の改善がなかった為、足のレントゲン撮影を行いました。
すると右の股関節の見え方が左と異なり、股関節の骨の形が変形していました。
レントゲン検査から考えられることは過去の骨折と軟骨損傷。そのせいで歩くたびに痛みが出ていたと思われます。
 
 
この猫ちゃんはまだ1歳と若く、運動ができないとないとなるとストレスが溜まってしまいます。
痛み止めの薬を使って痛みを抑えてあげる事はできますが、骨がダメージを受けてしまっているので一時的な内科治療を行っても痛みは繰り返されます。
 
そこで飼い主さんには痛みの緩和を目的に手術を提案させて頂きました。
股関節を構成している大腿骨頭という部分の骨を切除する手術です。
 
いきなり骨を切除すると言われて大変悩まれていましたが、最終的には手術をご同意頂いたので10月末に手術します。
この猫ちゃんの経過は今後の診療日誌でお伝えしていきますね。